【遊戯王デュエルリンクス】ハズレアまっしぐら!使い道のないパック産URカードベスト5
現在(アビス・エンカウンター登場時点)で、使い道がなく、明らかにレアリティ負けしている、当たってガッカリなパック産ウルトラレアカードベスト5をご紹介します。
★第5位 アルカナ・ナイトジョーカー
ジェネレーション・ネクストのURです。
強力な罠カード『神の摂理』と似た効果を内蔵したモンスターですが、いかんせん召喚条件が厳し過ぎて、専用構築でもなければまるで使い物になりません。
いえ、専用構築をしてみたところで召喚条件となる絵札の騎士たちが足を引っ張るので、どちらにしても使い物になりません。
このカードの効果を発動するためには手札を一枚捨てなければなりませんが、ようやく召喚できる頃には手札を切らしていて、目玉である効果を発動できないまま、なすすべもなく除去されてしまうことも。また、このカードを対象に取る効果しか無効化できないので、手札があったところでどうしようもない場合も多々あります。
やたら手間がかかる割に隙だらけな、残念モンスターであります。
★第4位 雲魔物 アイ・オブ・タイフーン
プライマル・バーストのURです。
『雲魔物』の切り札とも言うべき立ち位置のこのカードですが、エネミーコントローラー、イタクァの暴風、アヌビスの呪い……表示形式変更系のカードが猛威を振るうリンクス環境においては『雲魔物』カテゴリ自体が非常に弱いと言わざるを得ません。
『雲魔物』全般に言えることですが、戦闘破壊されなくとも、守備表示で自壊する効果が致命的なので、扱いに困ります。
★第3位 デュナミス・ヴァルキリア
ヴァルキリーズ・レイジのURです。
ジェネレーション・ネクストのノーマルカードに、同じ光属性、天使族で、攻撃力が1800の『ヒステリック天使』が存在します。 肥大化、呪魂の仮面などのロックバーン系ギミックで、フィールドが埋まってしまった時に場のモンスターをリリースして立て直せる分、ヒステリック天使の方が優秀ですらあります。 もはや、守備力が550高い、イラストがヒステリック天使よりはかわいい、くらいしか褒めるところがありません。レアリティアドバンテージ、イラストアドバンテージを駆使して、相手を揺さぶっていくしかないでしょう。
大体ヒステリック天使は、アントニオ猪木の物真似?みたいな顔してますし……ヒステリックな天使って何か嫌ですし……そういう意味では、採用価値はあるのかもしれません。いや、やっぱりないか。
★第2位 黒いペンダント
ネオ・インパクトのURです。
初期手札を一枚増やす杏子のスキル『デュエルスタンバイ』から、リーフ・フェアリーと竹光カードを利用して先行でワンターンキルを決める身も蓋もない戦術、通称『スタンバイバーン』が一時期流行しまして、そのお供として投入されていた装備カードです。現在はバーン効果のあるリーフ・フェアリー、ドローソースである黄金色の竹光、どちらにも規制がかかっております。
魔法使い族限定の、ワンショットワンド、ワンダーワンドに加え、汎用でも幸運の鉄斧、愚鈍の斧、凶暴化の仮面など、有用な装備カードも多く実装されていますので、今となっては、あえてこのカードを採用する価値はほとんどなくなってしまいました。
★第1位 アックス・レイダー
アルティメット・ライジングのURです。
正にハズレアの中のハズレア、キングオブハズレアの名を欲しいままにするハズレアの王様と言えましょう。サービス開始当初は、通常モンスター最高の攻撃力を誇り、活躍したらしいのですが、インフレの波に飲み込まれてしまい、最早見る影もありません。
なんと言っても悲惨なのは、後発のミニパック『フレイム・オブ・ザ・タイラント』で登場したレアカード『戦士ダイグレファー』が、彼の完全なる上位互換であることでしょう。こうなってしまうと、愛以外にこのカードを使う理由が見つかりません。
クリボールを手に入れるためにアルティメット・ライジングを開け、どや顔で輝きながら出て来たアックス・レイダーに心底がっかりして、ため息をついた人も多いことでしょう。
そんなこんなでヘイトが溜まっていたのか、アックス・レイダーで検索してみてもand検索では『弱い』『オワコン』『ゴミ』と言われたい放題。挙句の果てには『顔』って……いや確かに、よく見ると違和感のある顔ですが。
彼と似たような立ち位置のデュナミス・ヴァルキュリアがヒステリック天使にかわいさと守備力で勝っているのに対して、このアックス・レイダーは戦士ダイ・グレファーにかっこよさでも守備力でも負けていますので、フォローのしようがありません。
よく読むとテキストもめっちゃ投げやりです。かなり強い、と言われましてもね。