アニマル・ベイビーズ 動物園で生まれた赤ちゃん
◆アニマル・ベイビーズ 動物園で生まれた赤ちゃん
評価:なし
点数:なし
ネタバレあり
製作年:2016年
製作国:フランス
★あらすじ
小さくて可愛い動物たちの愛くるしい姿を紹介するドキュメンタリー。フランス国内の動物園に1年以上にわたり密着。キリン、アザラシなどの生命の誕生に立ち会う貴重な映像のほか、ひ弱だけれどとってもキュートなホワイトライオンの成長記録を収録。
★一言感想
原題は「BORN IN THE ZOO」
いつも映画を見る時は、俳優陣の演技を堪能するためにも字幕で鑑賞するのですが、今回はドキュメンタリーという事もありまして、日本語吹き替えでの鑑賞であります。また、作品の性質上、物語を評価するものではないゆえ、評価は空欄となっております。悪しからずご了承くださいませ。
さて、本作はフランス国内にある五か所の動物園にて密着取材を行い、動物たちと、その出産に携わる人々を描いたドキュメンタリーです。登場する動物は、キリン、トラ、ライオン、アザラシ、ロバ、ペンギン。
実のところ私としましては、もっふもふな癒し系映像集くらいの気持ちで鑑賞したのですが、思っていたよりは硬派な内容で、自然と襟を正してしまいました。動物園という管理された環境下にあっても、出産する動物はやはり命懸けで、支える人間たちも必死なのです。どうにかしてやりたいもののどうにもならない事もあり、歯痒い思いをする時もしばしば。
勿論、タイトル通り、赤ちゃんたちのかわいいシーンも満載です。百聞は一見に如かず、キャプチャを貼っておきますのでご覧あれ。
本作を見て初めて知りましたが、キリンは産まれた時点で70kgの自重を持ちながら、そのまま約2メートルの高所(母親キリンの腰の高さ)から地面に落ちるという中々に壮絶な産まれ方をするのですね。痛そう。トラが発情期に一日数十回も交尾する絶倫なのも驚きます。愛らしいベイビーズを通じて、生命の神秘に触れられるドキュメンタリーでありました。