ぼんやり考察してみよう

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サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース

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◆サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース

評価:普通

点数:70点

ネタバレなし

製作年:2012年 製作国:アメリカ カナダ

★あらすじ

1980年代を代表するカルト・スラッシャー『悪魔のサンタクロース/惨殺の斧』をリメイク。 クリスマスムード一色の田舎町を舞台に、サンタクロースの扮装をした殺人鬼が、町の住民たちを血祭りに上げていく。

★一言感想

今回の映画は『サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース』です。

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※陰気な映像と陽気な音楽のコラボレーション

サタンクロースがサンタがやりたい放題無双する物語だとしたら、こちらはサンタコスプレの殺人鬼が、人々をめった殺しにする物語です。 十三日の金曜日がクリスマスイヴになった、と言っても過言ではなく、衣装がサンタクロースなだけで、やっていることはジェイソンであります。

肝心の内容なのですが、あらすじの二行目が全てを説明してしまっており、他に言うことはありませぬ。

"田舎町を舞台に、サンタクロースの扮装をした殺人鬼が、町の住民たちを血祭りに上げていく" 本当にそれだけの物語です。それ以外の要素は何もありません。 ここまでくると、いっそ潔いですね。

とは言え、そこで話を終わらせてしまうのは寂しいので、この映画ならではの特色を二つばかりご紹介いたしましょう。

・殺人鬼パートと警察パートが交互に進行していくため、ほんのりサスペンスドラマ風味です。

・サンタクロースが多彩な武器を駆使するので、感電串刺し粉砕……等々、殺害方法が豊富です。

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※ミンチにされてしまう娘。特別悪事は働いていないのにあんまりである。

「田舎警察の奮闘」「気合の入ったゴア描写」それらのワードに興味を惹かれる方は楽しめるのではないでしょうか。