ぼんやり考察してみよう

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ハンティング・パーク

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◆ハンティング・パーク

評価:微妙

点数:35点

ネタバレあり

製作年:2016年 製作国:アメリカ

★あらすじ

サンダンス映画祭で話題を集めたアクションスリラー。謎の男に連れ去られ、山奥の敷地内に閉じ込められたビビアン。 そこは、ガスマスクを被った犯人が人間を拉致しては殺人ゲームを楽しむ残虐公園だった。ビビアンはさらに恐ろしい光景を目にする……。

★一言感想

原題は「CARNAGE PARK」 最初、銀行強盗のくだりから、サソリのジョーが退場するあたりまでは、無駄にスタイリッシュな演出も相まって、結構楽しく見られますし、物語の続きも気になるのですが、それ以降は、冒頭30分で力尽きたのか? と思うくらい急激に失速、一気につまらなくなってしまいます。

ジョーがいなくなってからは、ヴィヴィアンがガスマスクマンの縄張りである公園から脱出すべく徘徊して、ガスマスクマンに追われたり、ガスマスクマンの被害者を発見して助けようと試みたりするのですが、どうにもこうにも地味であり、盛り上がりに欠ける展開が続きます。 何が地味なのかを具体的に説明しますと、まず、舞台となる公園が無人の荒野なので地味です。次に、メインとなる登場人物が、ヴィヴィアン、ガスマスクマン、警察官くらいしかいないので地味です。そして、ガスマスクマンの攻撃手段がスナイパーライフルによる狙撃なので地味です。

クライマックス、地下洞窟でガスマスクマンと対決するシーンに至っては、地味どころか、それ以前に画面が真っ暗で何をしているやらよくわからない有様です。 本来、一番力を入れるはずのシーンでこれはまずいでしょう……。 結局、良かったのは最初だけで、後は特筆すべき見所もなく終わってしまいました。