ぼんやり考察してみよう

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ラスト・ソルジャー 森に潜む兵士

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◆ラスト・ソルジャー 森に潜む兵士

評価:普通

点数:60点

ネタバレあり

製作年:2017年
製作国:イギリス

★あらすじ
森に足を踏み入れた人々が無残な遺体となる殺人事件の謎を追うサスペンス。山深い森で地下基地を見つけた少年たち。しかしその直後、ひとりは忽然と姿を消し、もうひとりは事故に遭い、重体となる。そして、捜査を行う警察官たちにも犠牲者が続出して……。

★一言感想
原題は「AUX」
森に近付いた者が、次から次へと犠牲になっていくサスペンスです。

本編の序盤となる導入部分では、犯人の正体を直接画面に映す事はせずに「こいつは一体何者なんだ……」と視聴者に想像してもらう演出になっているのですが、“森に潜む兵士”などと思い切りネタバレを書いてしまっている邦題のせいで台無しです。まー、台無しになったところでそこまで悔しい作品でもないのが救いでしょうか(待て)

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※犠牲者が多数出ている割にはゆるい警察の面々


いきなり随分とメタメタに書いてしまいましたが、実は本作、そう悪し様に言うような作品でもないのですね。時間経過と共に事件が次々と発生して、物語が先へ先へ進んでいきますので、とりあえず退屈はしないのです。森に潜む兵士の暴れっぷりを眺めているだけでも、暇つぶしにはなる事でありましょう。テンポが良いって、本当に大切です。

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※何故ひじ掛けに座っているのでしょう……?

遠い過去の命令に囚われたまま殺戮を続ける亡霊兵士という設定は物悲しいのですが、演出がチープなせいもあって、どこか滑稽でもあります。もう少し製作費が多かったらどんな出来になっていただろう、と想像してしまう作品でした。