ぼんやり考察してみよう

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CAVE ケイブ

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◆CAVE ケイブ

評価:微妙

点数:20点

ネタバレあり

製作年:2016年 製作国:ノルウェー

★あらすじ

アフガニスタン戦線の部隊で一緒だったヴィクトル、アドリアン、チャーリーの3人。 ヴィクトルは2人を洞窟探検に誘う。3人が挑むのは前人未到の洞窟。 幅が狭く、光の無い深い闇に覆われた洞窟の奥深くに進む3人。 しかし、未開と思っていた洞窟内で何者かのテントと大量の血を含んだ衣服を発見する。 得体のしれない不安と恐怖に襲われた3人は出口を求め徐々に極限状態に追い込まれていき、想像を絶する恐怖を体験する。

★一言感想

うーむ……面白くない。 尺が短かったのが唯一の救いであります。

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※洞窟へ向かう途中、川下りの場面。虹が美しいです。

身も蓋もなくネタバレをしますと、ヴィクトルはチャーリーが好きで、今回の洞窟探検に乗じて、アドリアンを事故に見せかけて殺害しようと企みますが失敗。 それどころか、アドリアンを殺そうとしているところをチャーリーに見られてしまいます。 困ったヴィクトルは洞窟の出口で待機している共犯者の親父に連絡して助けを求めますが、その隙を突かれてチャーリーに岩で頭を割られます。 チャーリーは洞窟の奥に進んで、急流に飛び込み、なんとか洞窟から脱出を果たすのでした……。

ヴィクトル、アドリアン、2人の男に思いを寄せられるチャーリーですが、個人的には全く魅力を感じないです。こう言っては何ですが、男女ですよね。

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※ショートヘアの影響もあり、男にしか見えません……。

あらすじでも触れられている何者かのテントと血痕の付いた衣服については、最後まで謎のままです。 いえ、真面目に推理すれば、ヴィクトルと親父は以前にも洞窟を利用して殺人を行っており、その犯行の痕跡だったのかもしれないですが……だったら、今回のターゲットであるアドリアンを洞窟に誘う前に予め始末しておきますよね。 何にせよ、作中で明確な説明がないので、結局のところはっきりしません。その後に出てきたダイバーの死体含め、伏線丸投げであります。

ほうほうの体で洞窟から脱出したチャーリーでしたが、洞窟の出口には、共犯者であるヴィクトルの親父らしい人物が待ち構えておりました。不審を抱きながら、親父の4WDに乗り込むチャーリー……そして、画面には『CAVE2』の文字が……最後の最後で、嬉しくないサプライズです。続編はもう、見ることはないでしょう……。