ぼんやり考察してみよう

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CUB 戦慄のサマーキャンプ

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◆CUB 戦慄のサマーキャンプ

評価:良作

点数:30点

ネタバレあり

製作年:2014年 製作国:ベルギー

★あらすじ

カブスカウトに参加した12歳のサムは森の中で怪しげなツリーハウスを発見するが、スカウトのリーダーたちは空想癖のあるサムの言うことを信じようとせず……。

★一言感想

ボーイスカウト、カブ隊の一行が、引率の大人と一緒に森にキャンプに行くところから物語は始まります。森にはカイと呼ばれる怪物が出ると噂されており、曰くつきの場所です。

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※それでもキャンプに向かうカブ隊

カブ隊のメンバーの一人、サム君は暗い過去を抱えており、おまけに大人しい性格が災いしてか、カブ隊でも浮いた存在になっております。 カブ隊所属の子供たちだけでなく、明らかにガラの悪い副隊長にまでいびられる始末。それにしても、腕立て何回だ!とかこういう体育会系のノリは嫌ですね。ボーイスカウトなんて頼まれたって参加したくない……と思ってしまう、ひきこもり体質な筆者でありました。

大人は、唯一まともな隊長、チンピラ崩れのような副長、その副長と付き合っている紅一点のヤスミン、の三名です。 カブ隊は、車でキャンプ予定地の平原に乗り付けるのですが、平原には何故だかゴーカートを乗り回している不良二人組がおりまして、副長と小競り合いになります。 彼らが、ロールプレイングゲームにおけるイベントキャラの如く、キャンプの邪魔をして退いてくれないため、一行は仕方なく、キャンプ地を求めて森の奥地まで向かう事になるのでした……。

何とも、感想に困る作品でありますね。 カイを使役していたおっさんは何者で、殺人の動機は何なのか? カイは元々は誰で、どこから来たのか? サムが最後に、カイに成り代わると決めたのはどうしてなのか? いくつもの謎を残したまま物語は終わってしまうのですが、作中の描写を辿ると何となく想像がつくようにはなっています。