ぼんやり考察してみよう

日々考えたこと、映画感想、評価などを記しておくブログです。WPから移転しました。

【Dead by Daylight】熟練のキラー実績解除におけるキラーの運用と各パークの評価 熟練の伝染病(プレイグ)編

◆はじめに

キラーの評価はサバイバー同様四段階ありまして

・エンティティは不機嫌(評価-1)
・残忍な殺人鬼(評価±0)
・冷酷な殺人鬼(評価+1)
・無慈悲な殺人鬼(評価+2)

となっております。

各キラーの固有パーク三つのみを装備して「無慈悲な殺人鬼」の評価を得るのが熟練の〇〇の実績解除条件です。キラーの地力を最大限発揮してこそ取得できる実績と言えますでしょう。 やや面倒な実績ではありますが、普通に遊んでいる分には滅多に使用しないパークも強制的に使う事になりますので、新しい発見があったりして面白かったりします。

本稿では、筆者が実績解除に挑戦した際のキラーの使い勝手、各パークの評価などを日記代わりに残しておきます。実績解除の参考になりましたら幸いです。


◆プレイグ編

f:id:unknownhuman:20191212135541p:plain:w400:h250


★各パークの評価

・堕落の介入
f:id:unknownhuman:20191212135901p:plain:w150:h150
儀式開始時に、殺人鬼から一番離れた位置にある3発電機がエンティティによって80・100・120秒間ブロックされる。その間、生存者はブロックされた発電機の修理ができない。

サバイバーのスタート地点近くにある発電機を一定時間封じる事で、開幕発電機ラッシュをある程度は抑制してくれます。おそらくは、ポスト破滅を狙ってデザインされたのでしょうが、やはり遅延パークの先達である呪術:破滅の壁は高く、滅多に使われることのないパークになってしまっています。とは言っても、プレイグの固有パーク縛りでは一番頼りになるパークなのは疑う余地はありません。発電機がブロックされている間にサバイバーを何人か吊るしてしまうくらいの気持ちで、可能な限りアドバンテージを稼ぎましょう。


・伝播する怖気
f:id:unknownhuman:20191212140628p:plain:w150:h150
殺人鬼が生存者を瀕死状態にした時、殺人鬼の脅威範囲内にいる生存者全員が叫び声をあげ、4・5・6秒間殺人鬼に位置が通知される。

ダウンを取った時、周囲にサバイバーがいないか確認できるのは大きいですが、実績解除を狙うならば、基本ダウンを取ったらすぐさま担いで、吊らなければなりません。フックに吊るしている間にはサバイバーは通知があった位置からは離れてしまっている事でしょう。実績解除においてはダウン放置もキャンプも禁忌ですので、使えるようでいてそうでもないパークです。



・闇の信仰心
f:id:unknownhuman:20191212140633p:plain:w150:h150
開始時、生存者の1人にオブセッション状態を付与する。オブセッション状態の生存者へ通常攻撃を命中させると、20・25・30秒間オブセッション状態の生存者が32mの心音を持つようになる。その間は殺人鬼の脅威範囲がゼロになる。その間、オブセッション状態の生存者にはその生存者自身が出す心音が聞こえる。

攻撃したオブセッションに心音を移すパークです。例によって例の如く、滅多に使われる事のないパークですが、その採用率の低さゆえに奇襲には向いています。終盤、修理完了しそうな発電機がある時、オブセッションに一撃入れてからすぐ戻るとキラーが離れたと勘違いした他のサバイバーが無警戒に修理を再開していて、その不意を突ける、なんて事も。



★攻略のコツ

一応遅延効果のある「堕落の介入」がある以上、そこまで難しくないのでは? などと思っていましたが、全くの見当違いでした。この熟練の伝染病、熟練系実績では最難関と言っていいでしょう。それもこれも、プレイグの固有能力と評価基準の相性が悪過ぎるせいです。

プレイグ固有の能力である吐瀉による感染状態は治療による回復を封じますが、同じく固有のオブジェクトである献身の淀みを使えば、完全に回復する事ができます。この献身の淀みが曲者で、感染⇒献身の淀みで回復を何度も行われた場合、サバイバーに負傷状態から回復する隙を与えた、との判定になり「邪悪な意思」の評価が下がります。

つまり、サバイバーを感染させればさせるほど淀みによる回復の機会が増えて無慈悲~の評価を取るのが難しくなるのです。更に、吐瀉で負傷状態に追い込んでダウンを取っても、攻撃命中回数が減った分だけ、今度は「追跡者」の評価が下がり、やはり無慈悲~が取りにくくなってしまいます。もうこうなると、吐瀉を使う理由が見当たりません。

上記から、実績チャレンジにおいては、極力感染を広めない立ち回りが必要になります。ただでさえ固有パーク縛りなのに、固有能力の黒死/汚濁の吐瀉まで満足に使えないとなれば、厳しい戦いになるのは必然。そもそも吐瀉の使えないプレイグなんて、罠を置けないトラッパー、透明になれないレイス、チェンソーダッシュのできないヒルビリー、タコの入っていないタコ焼きです。

実質、固有能力+固有パーク縛りになってしまうため、紫~赤のランク帯では、どう頑張っても手も足も出ない時があります。これはもう仕方がありませんので、無理そうな時は潔く諦めましょう。何度か儀式を繰り返す内には、サバイバーが救助のタイミングを間違えたり、弱い板に固執して早々と倒れたりと、良い展開は必ず巡ってきます。逆に達成できそうな時に、切断、自害で吊り回数を稼げず、ギリギリ評価が無慈悲に届かない事もあるかもしれませんが……とにかく腐らずに挑みましょう。

攻略のコツ、なんて見出しで『無理な時は無理、サバイバーのミスを祈りましょう』みたいな書きぶりは我ながらどうかとも思いますが、これといった勝ちパターンはないのが実情です。キラーの現在位置がわかりにくく、ロングチェイスもしにくいホーキンス国立研究所あたりをオファリングで指定すると、少しは楽になるかもしれません。