ぼんやり考察してみよう

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サバイバル・ドライブ

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◆サバイバル・ドライブ

評価:普通

点数:25点

ネタバレあり

製作年:2014年 製作国:アメリカ

★あらすじ

結婚式を挙げるため、恋人の下へ車を走らせていたマロリーは、突然のエンストで立ち往生してしまう。 そこへ通り掛かったクリスチャンに助けられた彼女は、途中まで彼を乗せていくことにするが……。

★一言感想

原題は「CURVE」

エンストで立ち往生したマロリーは、偶然通りかかったバックパッカー風の男、クリスチャンに助けられます。 車が動いてよかったね、と爽やかに笑うクリスチャン。こいつ、親切でいい奴じゃん!と油断してクリスチャンを車に乗せたマロリーでしたが、実は彼は、身の毛もよだつサイコ野郎なのでした。

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※エンストした車を治してくれるクリスチャン

運転中、クリスチャンに刃物を突き付けられたマロリーが慌ててハンドルを切ったところ、車は標識をぶっ壊しつつ、哀れにも崖の下に転落、大破。 マロリーがダッシュボードに足を挟まれて動けなくなってしまう中、外に倒れていたクリスチャンはゆらりと起き上がるのでした……。 絶対絶命のマロリー、彼女の運命は如何に!? と言った物語であります。

サイコ野郎の名前はクリスチャンですが、クリスチャンと言ってもキリスト教信者を示す『クリスチャン』とは無関係で『クリスちゃん』と言う愛称でもありません。ついでに、かの有名ブランド『クリスチャンディオール』とも一切関係ありませんのでご注意ください。

崖の下に落ちて、逆さまになった車内から動けなくなったマロリーがクリスチャンに放置プレイをくらったり、精神攻撃を受けたりする場面が本作の主軸に据えられているため、物語としても、映像としても、とっても地味です。 嫌がらせを延々見せられても、ねえ。

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※ひっくり返った車中でのあれやこれやが本作の大部分を占めます

一応、終盤ではマロリーがサイコ野郎の本拠地に侵入、クリスチャンとの一騎打ちに挑む熱い展開もありますが、盛り上がるのはそこくらいですね。 地味で泥臭いサバイバルがお嫌いでないなら、楽しく鑑賞できるかもしれません。