ぼんやり考察してみよう

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【Dead by Daylight】熟練のキラー実績解除におけるキラーの運用と各パークの評価 熟練の伝染病(プレイグ)編

◆はじめに

キラーの評価はサバイバー同様四段階ありまして

・エンティティは不機嫌(評価-1)
・残忍な殺人鬼(評価±0)
・冷酷な殺人鬼(評価+1)
・無慈悲な殺人鬼(評価+2)

となっております。

各キラーの固有パーク三つのみを装備して「無慈悲な殺人鬼」の評価を得るのが熟練の〇〇の実績解除条件です。キラーの地力を最大限発揮してこそ取得できる実績と言えますでしょう。 やや面倒な実績ではありますが、普通に遊んでいる分には滅多に使用しないパークも強制的に使う事になりますので、新しい発見があったりして面白かったりします。

本稿では、筆者が実績解除に挑戦した際のキラーの使い勝手、各パークの評価などを日記代わりに残しておきます。実績解除の参考になりましたら幸いです。


◆プレイグ編

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★各パークの評価

・堕落の介入
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儀式開始時に、殺人鬼から一番離れた位置にある3発電機がエンティティによって80・100・120秒間ブロックされる。その間、生存者はブロックされた発電機の修理ができない。

サバイバーのスタート地点近くにある発電機を一定時間封じる事で、開幕発電機ラッシュをある程度は抑制してくれます。おそらくは、ポスト破滅を狙ってデザインされたのでしょうが、やはり遅延パークの先達である呪術:破滅の壁は高く、滅多に使われることのないパークになってしまっています。とは言っても、プレイグの固有パーク縛りでは一番頼りになるパークなのは疑う余地はありません。発電機がブロックされている間にサバイバーを何人か吊るしてしまうくらいの気持ちで、可能な限りアドバンテージを稼ぎましょう。


・伝播する怖気
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殺人鬼が生存者を瀕死状態にした時、殺人鬼の脅威範囲内にいる生存者全員が叫び声をあげ、4・5・6秒間殺人鬼に位置が通知される。

ダウンを取った時、周囲にサバイバーがいないか確認できるのは大きいですが、実績解除を狙うならば、基本ダウンを取ったらすぐさま担いで、吊らなければなりません。フックに吊るしている間にはサバイバーは通知があった位置からは離れてしまっている事でしょう。実績解除においてはダウン放置もキャンプも禁忌ですので、使えるようでいてそうでもないパークです。



・闇の信仰心
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開始時、生存者の1人にオブセッション状態を付与する。オブセッション状態の生存者へ通常攻撃を命中させると、20・25・30秒間オブセッション状態の生存者が32mの心音を持つようになる。その間は殺人鬼の脅威範囲がゼロになる。その間、オブセッション状態の生存者にはその生存者自身が出す心音が聞こえる。

攻撃したオブセッションに心音を移すパークです。例によって例の如く、滅多に使われる事のないパークですが、その採用率の低さゆえに奇襲には向いています。終盤、修理完了しそうな発電機がある時、オブセッションに一撃入れてからすぐ戻るとキラーが離れたと勘違いした他のサバイバーが無警戒に修理を再開していて、その不意を突ける、なんて事も。



★攻略のコツ

一応遅延効果のある「堕落の介入」がある以上、そこまで難しくないのでは? などと思っていましたが、全くの見当違いでした。この熟練の伝染病、熟練系実績では最難関と言っていいでしょう。それもこれも、プレイグの固有能力と評価基準の相性が悪過ぎるせいです。

プレイグ固有の能力である吐瀉による感染状態は治療による回復を封じますが、同じく固有のオブジェクトである献身の淀みを使えば、完全に回復する事ができます。この献身の淀みが曲者で、感染⇒献身の淀みで回復を何度も行われた場合、サバイバーに負傷状態から回復する隙を与えた、との判定になり「邪悪な意思」の評価が下がります。

つまり、サバイバーを感染させればさせるほど淀みによる回復の機会が増えて無慈悲~の評価を取るのが難しくなるのです。更に、吐瀉で負傷状態に追い込んでダウンを取っても、攻撃命中回数が減った分だけ、今度は「追跡者」の評価が下がり、やはり無慈悲~が取りにくくなってしまいます。もうこうなると、吐瀉を使う理由が見当たりません。

上記から、実績チャレンジにおいては、極力感染を広めない立ち回りが必要になります。ただでさえ固有パーク縛りなのに、固有能力の黒死/汚濁の吐瀉まで満足に使えないとなれば、厳しい戦いになるのは必然。そもそも吐瀉の使えないプレイグなんて、罠を置けないトラッパー、透明になれないレイス、チェンソーダッシュのできないヒルビリー、タコの入っていないタコ焼きです。

実質、固有能力+固有パーク縛りになってしまうため、紫~赤のランク帯では、どう頑張っても手も足も出ない時があります。これはもう仕方がありませんので、無理そうな時は潔く諦めましょう。何度か儀式を繰り返す内には、サバイバーが救助のタイミングを間違えたり、弱い板に固執して早々と倒れたりと、良い展開は必ず巡ってきます。逆に達成できそうな時に、切断、自害で吊り回数を稼げず、ギリギリ評価が無慈悲に届かない事もあるかもしれませんが……とにかく腐らずに挑みましょう。

攻略のコツ、なんて見出しで『無理な時は無理、サバイバーのミスを祈りましょう』みたいな書きぶりは我ながらどうかとも思いますが、これといった勝ちパターンはないのが実情です。キラーの現在位置がわかりにくく、ロングチェイスもしにくいホーキンス国立研究所あたりをオファリングで指定すると、少しは楽になるかもしれません。

【Dead by Daylight】熟練のキラー実績解除におけるキラーの運用と各パークの評価 熟練の鬼編

◆はじめに

キラーの評価はサバイバー同様四段階ありまして

・エンティティは不機嫌(評価-1)
・残忍な殺人鬼(評価±0)
・冷酷な殺人鬼(評価+1)
・無慈悲な殺人鬼(評価+2)

となっております。

各キラーの固有パーク三つのみを装備して「無慈悲な殺人鬼」の評価を得るのが熟練の〇〇の実績解除条件です。キラーの地力を最大限発揮してこそ取得できる実績と言えますでしょう。 やや面倒な実績ではありますが、普通に遊んでいる分には滅多に使用しないパークも強制的に使う事になりますので、新しい発見があったりして面白かったりします。

本稿では、筆者が実績解除に挑戦した際のキラーの使い勝手、各パークの評価などを日記代わりに残しておきます。実績解除の参考になりましたら幸いです。


◆鬼編

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★各パークの評価

・残心の戦術
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全てのパレットと乗り越え可能な地形のオーラが24m以内で見えるようになる。生存者を負傷させると、このパークは40・35・30秒間無効となる。

パレットと窓を可視化するパークです。キラー版「ウィンドウズ・オブ・オポチュニティ」なのですが、追う立場であるキラーからパレットや窓が見えたところで、サバイバーほどのアドバンテージはないです。追いつける時は見えていなくとも間に合い、追いつけない時は見えていても間に合いません。微妙ではありますが、入り組んだ地形にサバイバーが逃げ込んだ時に、ここにパレットあったっけ? と判断に迷う事がなくなったり、死角にあるパレットでスタンを取られにくくなったり、などの効果は見込めます。



・血の共鳴
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1人の生存者をフックに吊るすと、その他の負傷した生存者は治療されるまで出血効果に苦しみ、疲労効果が45秒間続く。このパークの再使用には80・70・60秒必要。

血の玉を集めて能力を発動する鬼の為にデザインされたようなパークです。負傷者に対して発動する出血、疲労効果は採用率の高い鋼の意思、デッドハードへのピンポイントメタと言ったところでしょうか。勿論、全力疾走、しなやか、スマートな着地、などのパークにも刺さります。他のパークではナースの「死恐怖症」レイスの「血の追跡者」などとシナジーがあります。鬼以外が単品で採用する価値があるかどうかは……



天誅
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パレットやロッカーなどを使って目くらましや怯ませてくる生存者はあなたのオブセッションとなる。新たな生存者がオブセッションになるときは毎回忘却状態となり、その効果が40・50・60秒継続する。また彼らのオーラが4秒間視えるようになる。

キラーをスタンさせたサバイバーにオブセッションを移して、更にオーラを可視化、忘却状態を付与するパークです。オーラの可視化は一見強いような気がしますが、パレットスタン直後は視点固定で動けず、ライトスタン直後は画面真っ白なので、オーラを追っている暇は殆どありません。また、天誅単品ではオブセッションを移したところで、だから何、状態ですので、オブセッションを利用する他のパークと組み合わせて運用するのが正しい使い方と言えるでしょう。ネタ構成になりますが、攻撃したオブセッションに心音を移す、プレイグの「闇の信仰心」と合わせても面白いです。スタン時間を減らすヒルビリーの「不屈」ともシナジーがあります。余談になりますが、決死の一撃といい、天誅といい、昨今のオブセッションは一回の儀式中にころころ変わりますので、あまりキラーが執着している感じはないですね。


★攻略のコツ

例によって例の如く、鬼の能力、固有パークには発電機修理を遅延できる要素はなく、頼みの綱の固有パークも「血の共鳴」以外は鬼の能力と相性がよいとは言えず、固有パーク縛りではかなり弱い部類に入るので、そこそこ苦戦を強いられます。

実績解除にあたっては、とにかく初動と索敵が大切になります。それが出来たら苦労はしない、と言われそうですが、一刻も早くサバイバーを発見、攻撃を当てられるよう、索敵に全力を注ぎましょう。鬼はドスン! ガシャン! とデモゴルゴン並みに音を立てながら移動するため、他のキラーよりもサバイバーが気配を察して隠密しやすいので注意が必要です。下手をしたら、誰も見つからないまま一台、二台と発電機を点けられて詰む事も。筆者は鬼のホームであるはずのマップ、山岡邸「怒りの聖所」にて、隠密特化のクローデット二名と対戦、惨敗しました。発電機巡回の際は、発電機より遠方を見据えて、カラスが飛び立たないかどうかも観察しながら近付く事をお勧めします。

鬼の進撃はヒルビリーカニバルのチェンソーと違い障害物でスタンこそしないものの、操作に癖があり視界が左右にぐらつくため、チェイスの最中だからと言って闇雲に発動すると、場所によってはあっけなくサバイバーを見失う羽目になります。サバイバーが離れたチェイスポイントに移動するタイミングで一気に距離を詰めて、そのまま鬼の一撃で圧力をかける立ち回りが理想です。

少し勿体ないですが、サバイバーを捕捉できていないのならば、鬼の進撃を発電機巡回に使ってしまってもいいでしょう。実績解除の都合上、金棒での一撃ダウンを取りすぎると評価が渋くなりますので、接敵後のチェイスは鬼の怒りに頼らず、通常攻撃でダウンを取るくらいでも丁度いいかもしれません。

キラーが鬼だとわかると隠密気味になるサバイバーは多く、チャレンジ中はバーベキュー&チリが欲しい、と思う事請け合いです。索敵に時間をかけただけで敗北に直結しますので、早めの救助を誘発してサバイバーを炙り出したりしながら、早期決着を狙いましょう。