ぼんやり考察してみよう

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スタング 人喰い巨大蜂の襲来

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◆スタング 人喰い巨大蜂の襲来

評価:普通

点数:40点

ネタバレあり

製作年:2015年 製作国:アメリカ

★あらすじ

ケータリング会社で働くポールとジュリアはパーティーの依頼を受ける。 パーティー当日、酒を飲んで馬鹿話をしていた人たちが、土の中から出現した超巨大で超獰猛なスズメバチに襲われ……。

★一言感想

原題は「STUNG」 それにしても、インパクト抜群の邦題&ジャケットでありますね。

物語は、のどかな一本道を走るケータリングトラックから始まります。 トラックに乗るポールとジュリアは、顧客が依頼したパーティーの準備をするために、一本道の先にあるお屋敷に向かっているのでありました。 広い庭に電飾を飾り付け、テーブル、チェアーを並べ、食料、酒類を用意して、パーティーの準備を整えた2人は、バーテンダーとウェイトレスとしてパーティー客をもてなします。 最初は何事もなく、和やかに進行していたパーティーでしたが、突如、地中から続々とスズメバチが襲来。更にはビッグサイズのスズメバチが現れたり、刺された人間が即座に内側から身体を喰い破られたりするもので、パーティー会場は阿鼻叫喚の地獄絵図と化してしまうのでした……。

さて、本作は良くも悪くも王道を行くBee級パニックムービーであります。 パニックムービーの基本を守った堅実な作りで、期待外れということはありませんが、その分、物語展開は直球で、捻りはありません。 生き残りそう、と思う人物は最後まで生き残り、死にそう、と思う人物は途中で死んでしまいます。 期待は裏切らないですが、予想も裏切らないわけですね。

ところで、何故突然スズメバチが凶悪化したのか、その理由についてですが、中盤で衝撃の事実が明らかになります。 どうやら屋敷の住人が、肥料に成長ホルモンを混ぜて庭に撒いたことが此度のパニックの原因のようです。 素人が肥料に手を加えただけで、バイオハザード級のクリーチャーが次々生まれるとは……皆様も庭に肥料を撒く時は、くれぐれもお気を付けください。 肥料を魔改造した張本人は「人が死んでるのよ!」と詰め寄られて「こうなるとは思わなかった」と返します。そりゃあそうでしょう。

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※『ですよねー』と言わざるを得ない

まあ、蜂に刺されて間もなく、蜂に身体を乗っ取られるようなハチャメチャストーリーですので、改造肥料で蜂が巨大化しても、そういうものか、と軽く流すのが得策であります。

ラストはお約束通り、巨大蜂の巣と化した屋敷を爆破して終了です。

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※安定の爆発オチ

その後に、蜂が追撃を仕掛けてくるのもまたお約束、ですね。